リストカットなんて言うと、思春期の子供ならかっこいいと思ってしまうかもしれないこの行為、自傷行為を行う人の多くは、「死にたい」と思って行っているわけではありません。
自傷行為を行う人の理由はいろいろありますが、自分に注目してほしいから、自分を戒めなくてはいけないから、など、真逆の理由で行うこともあります。
自傷行為を行い、自分の血の流れるのを見て、ほっと安心する人、自傷行為を行っていた瞬間を覚えていない人、いろいろです。
精神的に大きな苦痛を受けた人や、ナイーブな人が自傷行為を行っていることが多く、自傷行為を行っているところを見て戒められると、次からは自傷行為を絶対に見られないようにして行うようになります。
「自分はこんなことをしてしまうほどに傷ついたのだ」というパフォーマンスをするためにあえて自傷行為をする人もいます。
腕にいく筋もの自傷行為の跡が残っているため、夏でも長袖を着て隠している人がいます。
自傷行為を行うこと自身に病名はついていませんが、立派な病気の一つだと言えるでしょう。
カウンセラーのカウンセリングを受け、自分自身を肯定してもらうこと、自傷行為を行う原因への対処の仕方などを理解し、自傷行為に「依存」することから脱却する必要があります。
自傷行為と自殺行為とは異なることではありますが、一歩間違うと、それは死につながっていく行為であり、また、自傷行為を行うことで非常に悲しんでいる家族がいるということを知る必要があります。